近年地震の多発により、墓石修繕のご依頼が多くなっていますが、同じ墓地でも施工して3年も経たずに転倒しているものもあれば、江戸時代の建立でビクともしない墓石まで様々です。ビクともしない墓石をよく観察すると施工時の職人仕事の緻密さと、きちんとした修繕の痕を見ることができます。 小杉石材店では、施工・修繕を承った墓石は永年に渡って耐久できるよう常に見回り続けています。お客様の気づかぬところで責任をもって仕事をまっとうする、これが小杉石材店の職人魂です。 |
最近は様々な合成接着剤が販売されており、ご自身で墓石の修繕をされる方も増えてきました。片手間の修繕で石の性質や加重バランスを知らないと、数年で元の木阿弥となり墓石の見栄えも悪くなります。 世界遺産のピラミッドも石同士がバランスを支えあっているものです。大切なお墓がグラグラしていたら、先ずは信頼できる石材店にご相談ください。 石工職人は石の性質を見極め、互いに支え合い石材適所に最善の施工と修繕を考えます。 |
宮石工とは宮大工とともに、厳しい修行の中で培われた伝統の技術を修得した職人を言います。厳しい修行を受け継ぐ伝統が小杉石材の信頼です。 伝統の石工は先ず大地(土台)から診断します。何十年、何百年と歪まない石盤を築くためには、土の性質はもとより、周辺の水源や雨水の流れも計算に入れて、エントランスを造っていきます。 |
勾配のある石畳は、雨水の流路(逃げ道)を確保し、もっとも慎重な基礎を造ります。同時に、車の重さに耐え、人が疲れず歩きやすいように、ひとつひとつに石に細かい細工を重ねていきます。気の遠くなるような作業が続きますが、この頑固さが小杉石材の自信です。
割烹料亭・旅館様など、大切なお客様をお迎えするエントランスに宮石工の伝統と技術が生かされております。 |